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更新日:2025/07/01
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「呉清源打込十番碁全集」は、 1979年に呉清源氏の来日50周年を記念して 講談社から全5巻組で刊行されました。 買取専門店である当店にて いまも人気の名棋士 呉清源の書籍を 買取をいたしております。
「呉清源打込十番碁全集」は、 中国から日本に渡り、囲碁界で長く活躍した 呉清源氏の十番碁をまとめた全集となります。 番碁とは、囲碁における「番勝負」のことで、 現在も複数対戦する様々なスポーツや ゲームで行われております。 囲碁の名人戦や本因坊線なども全て番勝負で 現在は「七番勝負」となっておりますね。 呉清源さんの十番勝負は、 同一の対戦相手と十番勝負を行うものでした。 1939年から読売新聞の企画で行われた 木谷實氏との「打込十番碁」を皮切りに、 その後、1956年に高川秀格本因坊との対戦まで、 約20年間にわたって繰り広げられた 呉清源氏の十番碁の記録となります。 対戦相手は、先の二人の他に、 雁金準一、藤沢庫之助、橋本宇太郎、本因坊薫和、 本因坊昭宇、藤沢庫之助、坂田栄男で、 錚々たる対戦相手をものともせず、 無類の強さを発揮して多数の名勝負を演じました。 呉清源さんは惜しまれながら 2014年に他界されましたが、 日本や中国、台湾、韓国など、 世界の囲碁界に遺した足跡は偉大なもので、 今後も語り継がれてゆくことでしょう。
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